だいぶ間が開きましたが、ブログを再開しようと思います。まずは季節の話題から
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、暑さもやっと落ち着いてきた感じがあります。この時季に咲くのが彼岸花です。
ヒガンバナ(彼岸花、石蒜、学名リコリス)は、丁度今頃、秋の彼岸のころ、先が強く反り返った鮮やかな赤い花を咲かせる植物です。(白や黄色の花もあります。)
例年、秋分の日前後に、日本全国の道端や田んぼのあぜなどに群生しますが、今年はこの夏の猛暑の影響か、まだあまり見かけていません。
根は球根で毒性があり、そのままでは食べられませんが、江戸時代などは水にさらして毒を抜いて、救荒作物(飢饉や戦乱、災害などで食料が不足した時にも食べられるように栽培された作物) にしたという記載があります。
漢方でも使われることがあり、球根を(唐ゴマ(ヒマの種子)と一緒にすりおろして、足の裏に貼るとむくみがとれると言われます。